カラータイツ・ファッションといえば、なんとなくバンドまわりの女の子って感じです。イカ天世代の私たちだけがそう感じるのであろうか。
ミニスカートに、ラバーソウルやマーチンに、缶バッグに高い位置の2つ結びのヘアスタイルに、ニーハイやカラータイツ。お目当てのバンドのために全国津々浦々を旅し、ネットワークを駆使して打ち上げに潜り込んだり、同じ飛行機に乗ったりホテルの下の階に潜入したりする、なんだか夢物語みたいな毎日をいきる女の子たち。


化粧を落としたらただの貧相なおっさんだろ。と、肩をつかんで揺さぶりたくなるような男に本気で入れ込み、血を売る勢いで金を工面する。そこで彼女たちは、愛とか裏切りとか、修羅場とか虚しさとかを味わったりするのだ。いつも少しだけ退屈そうな、でもせっぱ詰まったかつての同級生たちの顔を思い出す。コンクリートの階段に座って、カラータイツの膝をもじもじと寄せながら、私のわからない難しい話をしていた。むずかしい男の話をしていた。


彼女たちは今なにしているのかな。カラータイツなんて、もう履いたりしないのだろうか。
冬だけのお楽しみファッションといえばカラータイツ。デザインもカラーも豊かになり、なにより昔に比べてずっと安く買えるのがすごい。
いつものお洋服に気軽に合わせて、黒タイツやナチュラルストッキングをやめてカラフルな冒険をしましょう。ホワンとしたグレーのニットワンピース、黒タイツじゃ暗くなるしあみタイツ雰囲気的に変、そういう時はスモーキーなブルーを。